私は仕事柄一日のほとんどを山の中で過ごします。山の中と言っても、里山に近いと思われます。たいていの場合は自分一人しかいませんので、対人に対してのストレスというものがほとんどありません。

作業も計測という、どちらかというと特殊な部類に入ると思います。この作業は説明をすると長くなるのでやめますが、データを採取してくるのが現場での仕事となります。そのデータ採取のインターバルが経験上15秒くらいが最も良いデータが取れるんです。これが一つのポイントで平均すると20〜30分かかるんです。
で、最初は時計を見ながら作業をしていたのですが、最近は時計は必要なくなりました。じゃ、何で測っているか?というと、実は呼吸なんです。
作業をしている時の私の呼吸は、約7秒吸って1秒静止、7秒で吐く…というのを繰り返しています。大体15秒のインターバルになっています。
ですから、仕事をすればするほど、呼吸法をしている時間が長くなるという事になるんです。それは、奇麗な空気を体に入れているという事になって、ますます元気になると言う訳です(笑)。
ポイントに行くまでには、計器類をザックに背負って(重さは20キロ近くなると思います)山を登るんですよ。どう見ても登山をしている様な格好に見えます。確かにきついのですが、仕事で筋トレをしていると思えば気分も違ってきます。
冬はくそ寒いし、夏はばか暑いですが(これ遠州弁です 笑)、こんな恵まれた環境で仕事をしている人はそういないんじゃないのかな?って思います。
呼吸法は難しい…という話をよく聞きますが、ご自分の身近なところで工夫すればいくらでも実践が出来ると思います。何か見つけてお試し下さい。
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